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転職ノウハウ2023.02.15

なぜ面接では「志望動機」を聞かれる?質問を通して企業が測りたいこととは

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リージョナルキャリア新潟の五十嵐です。

今回は直近で転職希望者の方から何度かご相談を受けた、面接での質問「志望動機」についてお伝えしたいと思います。

そもそも志望動機とは何か?

書類選考を通過して面接にすすむ、となったら、自己紹介、転職理由、志望動機・・・と準備をしていくことになります。

自己紹介は「学校を卒業してから、どんな仕事をしてきたのかをわかりやすく伝える」こと、転職理由は以前お伝えした通り「なぜ転職したいのか」を伝えることです。

以前の記事「転職理由をどう伝えるか」はこちら

では、志望動機とは何でしょうか。

転職を考える以前から「実はずっと御社に入りたくて仕方がなかったんです」という人は非常に少ないと思いますし、それを企業も知っています。にもかかわらず、企業はなぜ「弊社を希望される理由は何ですか?」と聞くのでしょうか。

企業に聞くと、その答えのひとつとして「この面接に臨む姿勢=本気度を知りたいから」、と返ってきます。

もちろん、「他にもたくさん会社がある中で自社を志望した理由は何だろう?」という比較的な側面もありますが、多くはこの「本気度」を測っています。

面接の本気度とは何か?

では本気度とは何でしょうか?以前、こんなことがありました。ある地方メーカーの面接でのお話です。

総務部長がまずアイスブレイクで面接の導入をして、その後社長が入室して面接へ、という流れでした。

予定通り総務部長がアイスブレイクして退室、社長のところへ向かうと、部長は「社長。あとは私がお話しますので、面接には入らなくていいです」と言いました。

あとから分かったのは、「ハッキリは言わなかったんだけど、どうも失業手当をもらうために面接を受けにきたみたいで・・・」ということでした。

さすがに極端かもしれませんが、企業からみた本気度は、当然この例の逆です。

自社のことをしっかり調べたうえで、自分の経験を活かして、こんな風に活躍したい、ゆくゆくはこんなポジションでこんなことをしたい、と伝えてくれるのであれば、この人は本気だろうと考えます。

まとめ

◆志望動機を聞くのは「本気度」が知りたいから

→本気で面接を受ける人はホームページのチラ見だけでは臨まない

→企業を理解したうえで、経験を活かし活躍したいという人は本気度が高い(だろう)

◆初めから志望動機がある人はいないので、面接前の企業研究、自身の経験から入社後のイメージをすることが大切

志望動機ってどうすれば?というお悩みのひとつの考え方の紹介でした。参考になれば幸いです。

リージョナルキャリア新潟では、面接に関するアドバイスはもちろん、ご希望に合わせて面接トレーニングもしております。ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

コンサルタント 
五十嵐 卓

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