2022.11.15
新潟県と首都圏大学との交流
リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、榊原です。
肌寒く、雪が降りそうな季節になってきましたね。
私が新潟県にIターンして3度目の冬を迎えようとしていますが、私と新潟県の出会いは、大学が三条市と連携協定を結んでいることが発端でした。
今回は、意外と知られていない新潟県と県外大学との連携協定と、それにまつわる活動を紹介したいと思います。
新潟県と県外大学との協定締結
新潟県では、高校卒業後県外に進学した地元出身者がUターン就職することを後押しし、また他県出身者が新潟県で働くこと(Iターン就職)を促進するため、首都圏など他県の大学と連携して取り組む協定を締結しています。
令和4年9月30日現在、協定締結校は37校に及び、新潟県出身の学生は7,466人におよびます。
※参照:新潟県「県外大学との学生U・Iターン就職促進に関する協定締結について」
地方自治体と大学の取組み例
佐渡市と上智大学の自然環境保全やSDGs推進を目的とした包括連携協定
上智大学地球環境学研究科の教授が、佐渡市でフィールドワークを実施したことをきっかけに交流が始まりました。
佐渡市は、トキの保護などの環境保全と、佐渡金山遺跡の世界遺産登録などによる、経済活動の活性化を両立させる取り組みを推進しています。
独自のアプローチで持続可能な発展のための施策を展開する佐渡市とともに、同大学が取り組んできた水環境の保全、人口問題、エネルギー問題などのサステナビリティ分野において共同プロジェクトを行っています。
※参照:上智大学「上智大学と新潟県佐渡市が包括連携協定を締結」
三条市と慶応義塾大学の地方創生に関する連携協定
三条市内の旧荒沢小学校内に地域おこし研究員の活動拠点として「慶應義塾大学SFC三条サテライト」が整備されています。
この取り組みは、地域おこし協力隊の制度を活用して慶應義塾大学の大学院生を「地域おこし研究員」として採用し、サテライトをプラットフォームとして地方創生に関する研究など、各種活動を行うものです。
※参照:三条市「下田へ地域おこし研究員の活動拠点として『慶應義塾大学SFC三条サテライト』を整備」
広がる新潟県と学生の交流
上記で紹介した事例の他にも、各自治体と県内外の大学との連携協定は行われています。
また、行政だけでなく、県内企業と大学とで連携協定を結ぶ動きも加速しています。
これが、新潟県へのU・Iターンのきっかけに繋がると嬉しいですね!
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