2026.02.27
【企業紹介】伝統と革新の先にある挑戦――新潟の老舗酒蔵「朝日酒造株式会社」
リージョナルキャリア新潟の永田です。
突然ですが、皆さんはお酒を呑まれますか?
今回ご紹介するのは、越路地域(新潟県長岡市)に本社を構える老舗酒蔵「朝日酒造株式会社」です。代表銘柄「久保田」「越州」「朝日山」をはじめ、品質本位の酒造りで全国に知られています。日本酒好きの方でしたら、ご存じの銘柄もあるかもしれません。
この記事では、朝日酒造の企業概要や日本酒の枠を超えた挑戦をご紹介します。日本酒文化に携わりたい方や新潟を代表する産業で働きたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
朝日酒造とは?
(引用:朝日酒造株式会社HP)
【会社概要】
- ・会社名:朝日酒造株式会社
- ・本社所在地:新潟県長岡市朝日880-1
- ・創業:1830年(法人設立:1920年)
- ・資本金:3億円
- ・従業員数:170名(2025年4月現在)
- ・事業内容:清酒の製造・販売、酒米の研究・栽培、関連事業(飲食・物販)
- ・関連会社:朝日商事株式会社、有限会社あさひ農研、KUBOTA SAKE USA, INC.
朝日酒造は、創業から200年近くにわたり、品質本位の理念を守りながら酒造りと向き合ってきた酒蔵です。その酒造りの根幹には、新潟の豊かな自然に育まれた水と米、そして脈々と受け継がれてきた人の技があります。
同社の品質本位とは、時代とともに変わるお客様の声に耳を傾け、誰もが美味しいと感じられる日本酒の味を追求すること。それは、お客様本位でもあるのです。
代表銘柄は「久保田」「越州」「朝日山」。特に「久保田」は1985年に誕生し、淡麗辛口という新しい日本酒のスタイルを確立しました。
"ひと口呑めば、心も身体も喜びに満ちる"
それこそが、朝日酒造の目指す理想のカタチであり、酒造りならではのやりがいと言えるでしょう。
【公式HP】
酒造り、そして地域との共生
(引用:朝日酒造株式会社HP)
朝日酒造の酒造りは、越路杜氏の伝統技術に科学的アプローチを融合させたものです。
仕込み水には蔵内の清冽な軟水を使用し、穏やかな発酵を促すことで、雑味のないクリアな味わいを実現しています。
米は農業法人「あさひ農研」と契約農家によって栽培された専用の酒米。理想的な「二白一粒」を追求するため、土壌や気候条件に合わせた研究が続けられています。さらに、日本酒研究センターを設置し、自社酵母の開発や発酵管理を科学的に行うことで、安定した品質を確保しています。
こうした酒造りを続けていくうえでも大切なのが、地域との共生です。
同社が1984年に始めたホタルの保護活動は、地域全体へと広がり、1994年には保護指導員講習会を開催するほどに大きくなりました。また、2001年には「公益財団法人こしじ水と緑の会」を設立し、里山や水辺の保全活動を行っています。
現在、長岡市主催の「越路ホタルまつり」にも協力し、自然環境の保全と地域文化の継承に貢献している朝日酒造。酒造りを超えて、地域とともに歩み、成長しようとする企業姿勢がうかがえます。
理念を共有し、一丸となって取り組む企業文化
朝日酒造が掲げる理念は「品質本位」と「お客様本位」です。この理念を実現するために、製造、営業、企画、管理、研究など、すべての部門が一丸となって取り組んでいます。
求められるのは、主体性と協働力を持った人材です。ただ指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ、改善策を考え、仲間と協力して実行する姿勢が大切です。同社では、杜氏や蔵人を正社員化し、判断技術を数値化・共有することで、個人の経験に依存しないチーム体制を築いてきました。こうした取り組みからも、全員が品質を守るという目標を共有し、協力して仕事を進める文化がうかがえます。
近年は新規事業にも積極的です。2024年、本社敷地内に「越路蒸留所」を竣工し、ジンブランド「KUBOTA GIN」を発売しました。この蒸留所には5億円を投じ、300Lのハイブリッド蒸留器を設置。初年度は2万本の生産を計画し、16種類の里山ボタニカル(杉の葉、ヨモギ、舞茸、甘酒など)を個別蒸留してブレンドするという独自の製法を採用しています。
将来的には酒米を活用したスピリッツ製造も視野に入れており、日本酒という枠を超えた挑戦がまた一つ始まっています。酒造りの正道を歩みながら新たな価値を創造する朝日酒造の挑戦に、あなたの力を活かしてみませんか。
(引用:朝日酒造株式会社HP)
弊社「リージョナルキャリア新潟」は、朝日酒造株式会社と連携し、最新の採用情報をご案内いたします。同社に興味をお持ちの方、新潟県へのU・Iターン転職を検討されている方は、ぜひリージョナルキャリア新潟までご相談ください。