2022.12.07
U・Iターン先の住宅はどうしたらよい?
リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、皆川です。
家族で地方へU・Iターンする際、住宅の確保は重要課題ですよね。
住宅確保にはいくつかパターンがありますので、それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
賃貸(戸建て・マンション)
U・Iターンに限らず、よく「持ち家派?賃貸派?」と話題になることも多いですよね。それぞれ良いところがありますが、U・Iターン時には、特に柔軟な動き方ができる賃貸を検討する方も多いのではないでしょうか。
■メリット
・転居が手軽
・住んだ場所が気に入らない場合や、家族の状況に変化があった場合、住居を変えることが容易
■デメリット
・郊外の市町村では物件が少なく、単身者・夫婦世帯向けのアパートが中心となる
新築戸建て
理想的な地方暮らしを実現するには、やはり家族の希望を盛り込んだ注文住宅がいい、という話もよく聞きますね。
■メリット
・暮らしへのこだわりを実現できる
・真新しい家に住める
■デメリット
・時間がかかる
・こだわればこだわるほど、費用が多額になる
・居を移すことが難しくなる
中古戸建て・マンション
イニシャルコストを抑えて持ち家を実現したい!という場合に有力な選択肢ですね。最近では「空き家バンク」などのサービスも展開されています。
■メリット
・新築に比べるとかなり初期費用を抑えることができる
・比較的早期に入居できる
■デメリット
・少ない選択肢から選ぶ必要がある(特に郊外)
・築年数があると水回り設備などのリフォームが必要となる場合がある
実家
Uターン理由で多いのは、「親が高齢になってきて心配だから」「親から子育てのサポートを受けたい」というもの。そうなると実家に住むことを検討する場合あると思います。
■メリット
・住宅費がかからない、もしくはかなり低く抑えられる
・親へのサポートをしやすく、親からのサポートを受けやすい
■デメリット
・配偶者にとっては他人のため、親・配偶者双方にストレスがかかる可能性がある
・子どもが複数いると、部屋が足りなくなる可能性もある
まとめ
私自身がUターンした時は、実家から車で40分程度の場所に新築戸建てを建てました。
当時は保有する土地もなかったので、子どもたちを通わせる小学校を決めて、その小学校区内で賃貸アパートに住み、校区内を散歩しながら土地を探しました。
振り返ると、ワンクッション置いて、ゆっくりと土地を探し、家を建てたのは良い選択だったな、と感じています。
人それぞれ、地方での生活に理想や夢があると思います。
今回は「住宅」という観点で書いてみましたが、みなさんはどのようにお考えでしょうか。
みなさんが、ご自分に合った素敵な選択をされることを願っています。
新潟県が情報提供している県内各自治体の住宅関連補助金・支援策などがまとめられたページがありますので、ぜひご覧ください。
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