2023.12.22
新潟のどこに住もう?意外と知らない新潟県内の家賃・地価相場
リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、中村です。
新潟県へのU・Iターン転職を希望する方と日々面談をしていますが、「新潟のどの企業に転職するか」はもちろんのこと、「どこに住むか」も重要な検討事項ですよね。
今回は新潟県内の家賃や地価の相場についてお話ししたいと思います。
新潟県内各エリアの家賃相場
まずは新潟県内で賃貸物件を借りた際の相場について、新潟県内各エリアに分けて紹介します。
(※2LDK~3DKの場合)
【新潟市内】
エリア | 家賃相場 |
---|---|
中央区 | 7.7万円 |
江南区 | 6.4万円 |
西区 | 6.3万円 |
東区 | 6.2万円 |
北区 | 5.8万円 |
南区 | 5.8万円 |
秋葉区 | 5.3万円 |
西蒲区 | 7.7万円 |
【上越地域】
エリア | 家賃相場 |
---|---|
上越市 | 6.0万円 |
妙高市 | 5.3万円 |
【中越地域】
エリア | 家賃相場 |
---|---|
三条市 | 6.5万円 |
長岡市 | 6.0万円 |
柏崎市 | 4.9万円 |
魚沼市 | 4.2万円 |
十日市町市 | 8.2万円 |
加茂市 | 5.6万円 |
見附市 | 6.4万円 |
南魚沼郡 | 4.9万円 |
【下越地域】
エリア | 家賃相場 |
---|---|
燕市 | 5.0万円 |
新発田市 | 5.7万円 |
胎内市 | 4.9万円 |
北蒲原郡 | 4.9万円 |
村上市 | 4.6万円 |
阿賀野市 | 5.2万円 |
五泉市 | 5.6万円 |
※参照:SUUMO甲信越・北陸版(2023.10.27時点)
県庁所在地のある新潟市中央区の家賃が高いのは何となく想像がつきますが、物件の母数がそもそも少ない十日町エリアなどの家賃が中央区より高いのは驚きですね。
物件の築年数によって変わってはきますが、隣接する市町村の場合は、家賃相場が比較的安価な市に住むのも得策かもしれません。
新潟県内各エリアの地価相場
次に新潟県内各エリアの地価を紹介します。(※坪単価)
【新潟市内】
エリア | 坪単価 |
---|---|
中央区 | 37.5万円 |
東区 | 25.5万円 |
江南区 | 20.3万円 |
西区 | 17.5万円 |
北区 | 11.7万円 |
秋葉区 | 8.5万円 |
南区 | 8.0万円 |
西蒲区 | 6.2万円 |
【上越地域】
エリア | 家賃相場 |
---|---|
上越市 | 6.4万円 |
妙高市 | 5.4万円 |
糸魚川市 | 6.1万円 |
【中越地域】
エリア | 家賃相場 |
---|---|
長岡市 | 15.4万円 |
三条市 | 9.9万円 |
柏崎市 | 9.5万円 |
加茂市 | 5.0万円 |
見附市 | 8.5万円 |
小千谷市 | 7.6万円 |
南蒲原郡 | 4.0万円 |
【下越地域】
エリア | 家賃相場 |
---|---|
燕市 | 8.7万円 |
新発田市 | 8.0万円 |
胎内市 | 5.8万円 |
村上市 | 7.0万円 |
阿賀野市 | 2.9万円 |
五泉市 | 7.0万円 |
※参照:SUUMO甲信越・北陸版(2023.10.27時点)
やはり新潟市内、特に中央区や東区、江南区の学校や商業施設が多いエリアは地価が高くなる傾向にあるようです。
上記の各エリア内でも、駅からの距離などによっても地価が変わってきますので、家を建てる場所はよくよく考えて決めるのがよいかもしれませんね。
新潟県内の住みやすい街はどこ?
ここまで新潟県内の家賃相場や地価についてお伝えしてきましたが、「家賃や地価だけで住む場所を決めてよいのか?」「新潟県内で住みやすい地域とは、一般的にどこなのか?」など、皆さん気になるところですよね。
では、新潟県内在住者が住みここちが良いと思っている地域をランキング形式で見てみましょう。
1位 新潟市西区
2位 新潟市中央区
3位 聖籠町
4位 田上町
5位 新潟市東区
※参照:大東建託 街の住みここち & 住みたい街ランキング2023<新潟県版>
1位の新潟市西区は住宅街や公園が多く、またコミュニティバスも整備されています。
さらに、新潟大学の所在地であり、区内3つの小学校に通う児童に登下校時の安全を確保するための見守り端末を配布しているなど、子育て世代にとって住みやすいことが人気の秘密になっているようです。
2位の新潟市中央区は県庁所在地であり、新潟駅所在区でもあるため、公共交通機関が整備されていることはもちろん、高速道路やバイパスへのアクセスも良く、県内外問わず移動がしやすいため、安定して人気のある区域です。
私自身も新潟に来て最初に住んだのは中央区でしたが、徒歩圏内にスーパーマーケットやドラッグストア、飲食店などさまざまなお店があり、さらに新潟駅に向かうバスの停留所も近かったため、とても暮らしやすかったです。
公共交通機関が整備され、徒歩圏内に生活に必要な店舗もそろっているため、老後に自動車運転免許を返納した後も暮らしやすいのでは・・・とも個人的には思っています。
※参照:NST新潟総合テレビ記事(2023年6月12日号)
まとめ
賃貸住宅やマンション・アパート購入、戸建て住宅購入など、居住地の決め方はさまざまです。
さらに、ご自身のライフプランや生活スタイル、子供の年齢、通勤の許容時間など、考えるべきことも多々あるかと思います。(ちなみに私は家族と話し合い、お互いの通勤のことも考えつつ、今後のライフステージの変化も考慮して決めました。)
住宅に関する情報は、県外に住んでいるとなかなか集めにくいかもしれませんが、新潟へのU・Iターン転職をお考えの方々のお役に立てれば幸いです。