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転職ノウハウ2022.10.18

「上から目線」にご用心!?オンライン面接を受ける際の準備と注意点

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こんにちは。リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、五十嵐です。

私は転職コンサルタント歴12年になりますが、昨今のオンライン面接の増加率には驚いています。新型コロナウイルス感染状況が少し落ち着いたタイミングであっても、オンライン面接は変わらず実施されています。

オンライン面接のメリットとしては、お金と時間。遠方の企業まで移動しなくていいので、交通費がかかりません。そして、企業への移動時間を確保する必要がないので、短い時間で面接を受けることができます。

また、マスクが不要となるので、相手の表情がわかりやすい点はお互いにメリットとも言えるでしょう。

一方、デメリットとしては、デジタル機器と良好な接続環境が必要であることや、場合によってはアプリをインストールする必要があることが挙げられます。また、音声や画像以外の情報が伝わりにくい点もあるかもしれません。

今回は、意外と慣れないオンライン面接について、ポイントとなる点をまとめました。

オンライン面接の準備、ポイント

使用されるオンラインツールとデバイスの確認


面接で使用されるツールやデバイスによって、アプリのインストールやアカウント作成が必要になるケースがあるので、当日焦らないように事前に確認と準備をするようにしましょう。デバイスの充電の確認も忘れずに。(80%以上あると安心です)

また、できればパソコンでの面接をおすすめします。

スマホでも対応は可能ですが、相手の顔が小さく映ってしまうデメリットがあります。面接官が複数人いるケースでは一人ひとりがかなり小さくなり、表情が読みにくくなってしまいます。

なかには、会話可能な個室ブースのあるネットカフェなどで面接を受ける方もいらっしゃいます。ぜひ活用してみてください。

※よく使われているオンラインツール例

Zoom、Google meet、Microsoft Teams、Skypeなど

通信環境を確認


一番多いトラブルは、Web接続が途切れる、もしくは不安定になるケースです。Wi-Fi環境の用意、チェックは必ず行ってください。

また、トラブルがあった際は冷静に対処しましょう。トラブルを想定して、事前に企業の連絡先(担当者の電話番号など)を確認しておくと安心です。

マイク付きのイヤホンを用意


PC内臓のマイクよりも、マイク付きイヤホンの方が音声は間違いなくクリアなので、可能であれば利用をおすすめします。

服装は、対面面接と同様に


カメラ越しでも面接官は服装までしっかり見ていますので、カメラに映らない下半身の服装も含め、きっちり面接マナーに則った服装をしましょう。

また、服装だけではなく、カメラに映る範囲も事前に確認し、私物はなるべく映らないように確認しましょう。背面は白い壁がおすすめです。

カメラ位置に注意する


スマホ、PCに関わらず「上から目線」にならないようにしましょう。

カメラの高さは、顔や目線と同じくらいが良いと言われています。正面からの画像となるため、違和感なく面接できるようです。

また、面接中もできるだけカメラの方向を向いて話すと、良い印象を与えることができるでしょう。

明るさに注意する


明るさはとても重要です。自分の前面から光が当たるように場所を調整しましょう。(背面から光があたると影になってしまいます)

昼間であれば自然光を利用、夜間であれば明るさのある照明を中心に場所を設定してください。

スタンバイはお早めに


何かトラブルがあっても対応できるよう、ログインなどスタンバイは10分前にはしておくようにしましょう。

こちらの画面で「もうしばらくお待ちください」と表示されていても、企業からはログインしているかどうかが分かることもあります。

ユーザーアカウントを確認


ツールによってはログインアカウントにユーザー名、画像などが表示されることがありますが、面接に適したものになっているでしょうか。

普段使っているアカウントですとビジネス感のない画像などを使用しているケースもあるかと思いますので、今一度確認しましょう。

ここまでがオンライン面接前の事前準備となります。

次に面接中のポイントについてもお伝えします。

面接中のポイント

面接中に気を付けるべきことは、基本的には対面での面接と同様ですが、より印象を良くするために以下のポイントに注意しましょう。

自分が話しているときの表情


オンライン面接では、自分がどのような表情で人の話を聞いているか、話をしているのかを確認できます。

口角を上げ、明るく見えるような表情を意識するだけで「あの人は感じがいいな」と、好感を持ってもらうことができます。

相手が聞き取りやすいトーン、スピードで話し、リアクションは大きめで


相手の目をみて、口角はきちんと上げ、頭をかるくゆっくり動かしてあいづちを打つようにしてみましょう。

オンライン面接は、相手との間合いも取りづらく、通話のタイムラグが生じることが度々あります。その場合、声を出して相槌をうつと、相手の発言を遮ってしまう恐れがあります。

また、発言する場合、面接では緊張から早口になりやすく、オンライン面接では特に聞き取りづらくなりがちですので、ゆっくり話すことも意識しましょう。

メモの位置も確認を


オンライン面接の利点として、相手が見えない机の上などにメモやペンを置いたりすることができますが、メモばかり見ていると相手からは伏し目がちに映ります。

メモはあっても良いのですが、目線を落とすのは最小限に。カメラの隣にメモを貼るくらいで、カメラを見て話すという姿勢を基本にしましょう。

声の大きさは普段より少し大きめに


明るくはきはきと。普段よりワントーン上げ、声のボリュームを大きめに。暗いイメージにならないよう気をつけましょう。

以上が面接中のポイントとなります。

オンライン面接であっても、面接の内容自体はは対面とほとんど同じです。オンライン面接に集中して臨む環境さえ整えることができれば、あとはいつもどおりです。

まとめ

オンラインツールの使用頻度は増えていますし、ツールも日々進化しています。ログインしようと思ったらアップデートが始まってしまった・・・なども失敗例としてあります。

面接前のテストログインは必須で、場合によっては私どものようなコンサルタントに接続テストを依頼するのも良いと思います。

また、背面の白い壁が用意できない場合でもツールによってはバーチャル背景を設定できるものもあります。オンライン面接そのものに集中するためにも、準備は念入りに行いましょう。

企業にもよりますが、一次面接がオンライン、二次面接は対面での面接というケースも多く、オンライン面接で選考が完結することはまだ地方では多くありません。(やっぱり直接会いたいよね、とおっしゃる企業が多いです)

選考が完結しない場合でも、しっかりと準備をしてオンライン面接で企業に良い印象を持ってもらった状態で、次回の対面面接に臨むというイメージが良いと思います。

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コンサルタント 
五十嵐 卓

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