地域情報ブログ

企業2025.02.05

【燕三条から世界へ】ステンレス包丁「GLOBAL」を展開する吉田金属工業株式会社

リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、五十嵐です。

料理を作るのに欠かせない道具の一つが「包丁」です。包丁を購入された経験のある方であれば、「GLOBAL包丁」を一度は目にしたことがあるかもしれません。GLOBAL包丁は、その機能性と美しさが国内外で高く評価されています。そして、この包丁は金属加工の伝統と革新の積み重ねによって、現在も進化を続けている製品です。

今回は、金属加工業の盛んな燕三条でGLOBAL包丁を製造販売している「吉田金属工業株式会社」をご紹介します。

吉田金属工業

(左から 弊社代表取締役 江口/同社 代表取締役社長 渡邉様)

吉田金属工業の成り立ち

1954年に新潟県燕市で創業した吉田金属工業は、当初ステンレス製カトラリー(金属洋食器)のメーカーとしてスタートした会社です。その後、創業者の渡邉勇蔵氏が切れ味の良いステンレス包丁と出会ったことをきっかけに、1960年から包丁の研究開発を始めます。

同社は、木柄を用いた「文明銀丁」シリーズを誕生させるなど、ステンレス包丁の実績とノウハウを重ねていきました。そして1983年に、オールステンレス一体構造包丁「GLOBAL(グローバル)」を開発し、世界中で広く愛用される包丁メーカーへと発展していくのです。

ちなみに、社名に含まれる「吉田」は、本社が置かれている旧吉田町(現在は燕市と合併)の地名に由来しているそうです。"この地でやっていくんだ"という同社の意気込みを強く感じますね。

調和やつながりを大切にするモノづくり

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画像引用:吉田金属株式会社公式HP

吉田金属工業の代名詞と言えば、ステンレス製の一体構造包丁「GLOBAL」ブランドです。この包丁は機能性とデザイン性を兼ね備えており、プロのシェフから料理愛好家まで幅広く支持されています。

GLOBAL包丁は、独自の製造技術により刃の鋭さと耐久性が両立し、長続きする使い心地の良さが特徴。さらに、見た目にも美しいデザインや優れた造形を兼ね備えた燕三条を代表する逸品です。詳細については、ぜひ下記のブランドストーリーからご覧になってみてください。

【GLOBAL ブランドストーリー】
https://www.yoshikin.co.jp/brandstory/

品質管理や生産管理においても高い基準を維持しており、常に伝統と革新の調和を追求しています。例えば、その時代を代表するデザイナーとコラボし、機能美がアップデートされているのもGLOBALブランドの魅力です。

同社は地域貢献活動にも積極的に取り組み、新潟県内の子ども食堂への支援などを行っています。地域社会とのつながりを大切にしながら、社会的責任を果たしている企業姿勢がうかがえますね。モノづくりを通して地元に貢献したい人におすすめの会社です。

担当コンサルタントから見た吉田金属工業の魅力

吉田金属工業

◇インタビュー風景

今回、代表取締役社長の渡邉正人様にインタビューを行い、経営に対する想いや今後の展望についてうかがいました。お話の中で特に印象的だったのは、社員や地域をとても大切にされていることです。

企業TOPインタビュー【新潟】吉田金属工業株式会社 - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア新潟
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吉田金属工業株式会社 代表取締役社長 渡邉 正人 様に、事業ビジョンと期待する人材像についてお聞きしました。『"グローバル"ブランドを守り抜く。さらなる進化を目指す原動力とは。』/リージョナルキャリア新潟は新潟へのU・Iターンに特化した転職支援サービスです。
https://rs-niigata.net/change/202407_yoshikin.html

吉田金属工業は「社員第一」の経営理念を掲げ、社員とその家族の生活を守ることを最優先に考えています。さらに、旧吉田町の名前が入った社名を維持することで、その地域を語り継ぐ存在として共に発展し続けることを目指している会社です。将来を見据えて働く方にとって、まさに理想的なモノづくりの環境と言えるでしょう。

現在、GLOBAL包丁の生産量の9割ほどが海外向けとなっていますが、海外からの需要はさらに増え続けています。グローバルなニーズに応える世界水準のモノづくりがここ新潟の地で行なわれているなんてワクワクしませんか。

地方創生の時代において、同社のような地に足のついたモノづくりの重要性が改めて見直されています。吉田金属工業に興味を持った方や新潟でUIターンを検討されている方は、ぜひリージョナルキャリア新潟へご相談ください。

品質管理(課長候補)の求人

※「2025年2月5日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

この記事を書いた人

コンサルタント 
五十嵐 卓

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