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転職ノウハウ2023.03.09

「35歳転職限界説」を吹き飛ばす40代・50代の転職事例

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リージョナルキャリア新潟の松浦です。

転職相談の面談をしていて、よくご質問をいただくのが「年齢」の話です。

例えば、新卒から長年一社で勤めてこられた方々からは、初めての転職に対する不安や、現在の年齢から違う会社に入社することへの不安をお聞きします。

そこで今回は実際の事例をご紹介したいと思います。

転職するのに年齢の限界はあるのか

よく「35歳転職限界説」というものを耳にします。

確かに企業側から人材のオーダーをお預かりする際、次世代を考えた中途採用をというお話を聞きます。

ただ考えていただくとわかりますが、35歳以下の優秀な人材だけを揃えても組織は機能しません。実際はマネジメント力が不足していたり、教育・育成ができなかったりということがあります。

そのため、35歳は必ずしも転職の限界ではなく、「ボリュームとしては35歳以下での転職が多い」というのが正しい表現かもしれません。

実際に私自身の支援実績でいえば、30代も多いですが、40~50代後半の方々も多くいらっしゃいます。

年齢による期待・役割の変化

では、実際に40代・50代の方々の転職をご支援した事例をご紹介したいと思います。

ケース1

A社は40代後半の3代目経営者が堅実経営をされている、金属加工メーカーです。

同社の社長より「各部署に(経営者自身と)同世代の幹部がほしい」というオーダーをいただき、工場長・品質部門・生産管理部門・物流部門などに幹部人材をご紹介しました。

あくまで一例ですが、40代の方々には「部門のマネジメント」に対する期待が大きいと考えられます。

ケース2

B社は創業者が代表を務める伸び盛りのメーカーです。

社長は70歳を超えていらっしゃいますが、事業意欲・成長意欲の高い方です。

そして同社は、40・50代でも「モノづくりに全力で打ち込みたい人材なら、積極的に採用したい」という社風です。

それは社内では醸成できない知見・経験をもった人材が、事業を推進してくれるという期待をされているからだと考えています。

同社では、弊社よりご紹介した50代の方々が中心となり、新規事業を推進されています。

この2社のように、経営者が率先して採用活動をしている中小企業は多くあります。ただ一方で、その求人・ニーズの顕在化が進んでおらず、露出度が低いことが多いのも現状です。

まとめ

今回お伝えしたいポイントは3つです。

・転職に極端な年齢制限はないこと

・年齢に応じた期待・役割があること

・顕在化されている(ネットで探せる)ニーズだけではないこと

実際に転職活動をするためは、情報収集が不可欠です。

現在では、個人でもPCやスマホを使って、簡単に転職サイトやスカウトサービスで情報収集ができるようになりました。ただ「情報が多すぎて、必要な情報にたどり着けない」というお声もお聞きします。

そんなときには、新潟の企業・経営者との繋がりを持つリージョナルキャリア新潟へご相談いただければ幸いです。

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この記事を書いた人

コンサルタント 
松浦 光洋

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